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Others2018.03.21 ワードのヘッダ、ファイル名をワンクリックで設定するマクロ

今日は珍しくワードのマクロの話です。ワードは文書を整形するためにしか使っていないのですが、ヘッダにファイル名や作成日を書いておきたいことがままあって、いちいち設定するのは面倒ですからこれをマクロを使ってワンクリック作業にしようと思います。

 

マクロはよく分からないので、マクロの記録を利用します。そのためにまず、リボンの何もないところで右クリック、リボンのユーザー設定を選び、右側にあるメインタブの中の「開発」にチェックを入れます。これでマクロの記録が出来るようになります。

 

開発タブの中の「マクロの記録」をクリックして、記録開始です。まずは挿入タブ、ヘッダー、ヘッダーの編集をえらび、Tabキーを押して中央へ移動、クイックパーツ、FileNameを選びます。日付も入れたければTabキーを押して右側に移動して、日付と時刻を選びます。日本語、西暦などはお好みで。Escキーを押して、本文に戻っておいて、開発タブ、マクロの記録終了。

 

あとは出来たマクロをクイックアクセスツールバーに登録しましょう。ファイル、オプション、クイックアクセスツールバーとたどり、コマンドの選択でマクロを選べば今記録したマクロが出てきますので、それを選んで「追加」ボタンを押せばokです。

 

こうすればワンクリックでいつも同じパターンのヘッダをつけることが出来るようになります。追加ボタンを押したあと、下の方にある「変更..」ボタンを押せばアイコンを変えることが出来ますので、好みのものに変更して下さい。アイコンを自分で作るのは至難の業ですからやめた方がいいと思います。

 

ちなみに記録したマクロは以下の通りですが、なんとなく分かるような分からないような・・・。

 

Sub ヘッダはファイル名と日付()

ActiveWindow.ActivePane.View.SeekView = wdSeekCurrentPageHeader
Selection.TypeText Text:=vbTab
Selection.Fields.Add Range:=Selection.Range, Type:=wdFieldEmpty, Text:= _
“FILENAME “, PreserveFormatting:=True
Selection.TypeText Text:=vbTab
Selection.InsertDateTime DateTimeFormat:=”yyyy/MM/dd”, InsertAsField:= _
False, DateLanguage:=wdJapanese, CalendarType:=wdCalendarWestern, _
InsertAsFullWidth:=False
ActiveWindow.ActivePane.View.SeekView = wdSeekCurrentPageHeader
Selection.EscapeKey
End Sub