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Others2019.03.14 エクセルの小計と合計

沢山の数字が並んでいるときに、ある条件でフィルターをかけて合計を取るときには、Σをおすと=sum()ではなく、自動的に =subtotal()になります。

 

sum()だと非表示になっているセルの数字も足しますが、subtotal()だと非表示になっているセルの数字は足しません。なのでフィルターをかけている時にはΣを押すとsubtotal()を呼び出すようにしてくれているようです。

 

この subtotal()は、その集計する範囲内にsubtotal()で小計を取っている場合は、その小計金額は除いて計算してくれます。1,2,小計3、10,20,小計30、その下の合計は33、ですが、sum()だと66になってしまいます。小計の3と30も足してしまうからです。この時に小計も合計も全部subtotal()を使うとキチンと小計を除いた33となってくれます。

 

今までそもそも小計を取るときは必ず全てに小計を取っていたので、合計ではSUMを使って2で割ることで事足りていました。subtotalにそんな機能が備わっていたとは・・・。

 

小計や合計をとるのは、subtotal(9,集計範囲)という書式ですから、ちょっと面倒ですが間違いをなくすには確かな集計方法と言えるでしょう。ちなみに最初の「9」は合計するという意味で、1とすると平均値を(AVERAGEと同じ)、2とすると数値の個数を(COUNTと同じ)など、11まで色々な結果を返してくれます。